最初に買って良かったライトショアジギングロッド

買って良かったジギングロッド

最初に買ったライトショアジギングロッドは、ズバリ!

コルトスナイパーBB S906 M

1995年ぐらいからバス釣り専門だった私が2010年ぐらいから海釣りを始め、ショアジギングに辿り着いた時に買った最初の1本です。

シマノのコルトスナイパーシリーズはショアジギング専用ロッドとして発売されて以来、最近では2021年にモデルチェンジされ、進化し続けています。
21年モデルの実売価格は16000円前後。

S906 M のスペック
全長:2.90m
自重:232g
継数:2本
仕舞寸法:149.5cm
プラグ重量:MAX40g 
ジグ重量:MAX60g

なぜ、このロッドを買ったかを一言でいうと、

ちょうど良かったから

となります。

釣りたい魚(良く行く釣り場で釣れる魚)、良く行く釣り場(波止場、地磯、沖磯、砂浜、河口、船釣)、釣り場の深さ、潮の流れの速さなどによって、適しているロッドは変わってきます。

私にとって、「 コルトスナイパーBB S906 M 」は、以下のような点がちょうど良かったです。

  • 20cm~50cmの青物(ハマチ、シオ、サバなど)を釣りたかった(硬さMがちょうど良い)
  • 波止場に行くことが多く(根に潜られる心配がなく)、魚を強引に引き寄せる必要がなかった(硬さMがちょうど良い)
  • 波止場では砂浜のように遠投する必要がなかった(長さ2.9mがちょうど良い)
  • 長時間使用しても疲れない(自重232g)
  • 持っているルアーが20g~40gだった
  • 手を出しやすい価格だった
  • 車で釣り場に行くので仕舞寸法(竿を畳んだ時の長さ)を気にする必要がなかった
目次

ロッド選び

どんなロッドを買えば良いか、釣具屋やネットで調べて見るものの決断に苦しんでいる人が少なからずおられるのではないでしょうか!

ここではッドを選ぶ時の用語について簡単に触れておきます

  • ロッドの長さ
    ライトショアジギングでは9ft(2.7m)~11ft(3.3m)ぐらいの範囲の竿が多いです。
    長ければ遠くへ飛ばせます。一方で長いほど重たくなるので取り回しで疲れてしまうデメリットがあります。最初の1本は10ft(3m前後)がお勧めです。
  • ロッドの重さ
    ロッドに使われている素材や剛性によって重さが変わってきます。重さはそんなに気にしなくて良いかと思います。リールの取り付け位置やリールの重さによって、バランス(重心)が変わり、竿を持った時に軽く感じたり、重く感じたりします。
  • ロッドの素材
    素材は大きく分けてカーボン、グラスに別れます。ライトショアジギングではカーボン(カーボン配合率の高い竿)が扱い易くて良いです。カーボンはグラスより軽くて張りがあり、ルアーをシャキシャキ動かしたい釣り(ワームやメタルジグを使った釣り)に向いています。グラスはその反対で重くて、張りがないですが、張りがない分食い込みが良い(魚がかかった時に竿が曲がって針掛かり良い)ため、プラグなどのただ巻き釣りに向いています。
  • ロッドの硬さ(粘り)
    ロッドの硬さは以下のように分類されます。
    上が柔らかい、下へ行くほど硬い順です。柔らかい=軽いルアーが投げられる、小さな魚のアタリを逃さない、引きが楽しめる。硬い=重いルアーが投げられる、大きな魚に負けない。といった感じです。
    超ライトショアジギング:UL~L アジ・メバルなど
    ライトショアジギング:ML~H サバ・ハマチなど
    ショアジギング:MH~XH ブリ・カンパチなど
    超ショアジギング:H~XXH ヒラマサ・大きい磯魚など
    • UL(ウルトラライト)
    • L(ライト)
    • ML(ミディアムライト)
    • M(ミディアム)
    • MH(ミディアムヘビー)
    • H(ヘビー)
    • XH(エクストラヘビー)
    • XXH(ダブルエクストラヘビー)
  • 投げれるルアーの重さ
    ロッドの硬さに応じて投げれるルアーの重さは変わってきます。メタルジグをぶん投げる釣では硬いロッドが必要になってきます。目安としては以下の感じです。
    • 10g以下:L
    • 30g前後:M
    • 50g前後:MH
    • 70g前後:H
    • 100g以上:XH~
  • ロッドの調子(テーパー)
    竿の根本、竿の先など竿のどこが曲がりやすいかを示す名前で基本は以下の3つです。
    ライトショアジギングではファスト、レギュラーとファストの中間レギュラーファーストあたりが良いです。
    • Fast(ファストテーパー)
      竿先から2~3割ぐらいのところで曲がる調子。ルアーをシャキシャキ動かすのに向いています。
    • Regular(レギュラーテーパー)
      竿の真ん中ぐらいのところで曲がる調子。プラグなどを巻いたり、ルアーの重みでゆっくり投げる釣で使います。
    • Slow(スローテーパー)
      竿の根本からロッド全体が曲がる調子。船釣りなど重いおもりを扱う釣りで使います。
  • 継ぎ竿、振り出し竿
    継ぎ竿は1本の竿を何本かに分割していて釣りをする時にそれらを繋いで使います。2本~3本、多い物で5本ぐらいに分割されています。分割数が多いほど、持ち運びは便利です。
    振り出し竿は分割数をもっと多くし、1つの竿の中にしまってあり、釣りをする時に振り出して使います。
  • 仕舞寸法
    文字通り竿をたたんだ時の長さです。どのような持ち運び方をするかで選びましょう
    2本継ぎ:1.5m前後
    3本継ぎ:1.2m前後
    振り出し竿:80cm前後
  • 値段の相場
    同じメーカの同じシリーズなら高い値段の物の方がメーカの技術がつぎ込まれているので性能が良いです。ただ、自分の予算に合うか、自分の釣りに合うかといえば別の話です。安くても十分釣れます
    値段はピンキリなので懐と相談ですね。最初の1本のお勧めは1万円前後の竿です。
    汎用ちょい投げ竿:1000円~7000円
    ライトショアジギング竿:5000円~70000円
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