「ダイソー太刀魚テンヤ」釣れないぞっ!
いえいえ、そんなことはありません。
釣る場所、テンヤの動かし方はあってますか?
太刀魚は昼間は深場、夜になると岸際に寄って来ると言われてます。テンヤはジグに比べて軽くて飛ばないので岸から狙うのであれば暗い間となります。
太刀魚がどの棚(深さ)にいるかは日によって異なるので、テンヤを上手く動かして、棚を探らなくてはなりません。
また、太刀魚は青物と比べて食べるのが下手で、食べる時は下から食い上げて来ます。従って、ルアーは、横の動きではなく縦の動き、キレのある動きではなくゆっくりとした動きが必要となります。
では、どうやって棚を探るのか、食べるのが下手な太刀魚にどうやって食わせるのでしょうか?
テンヤの動かし方について見てみましょう。
太刀魚テンヤの動かし方
全体の流れ
動かし方の基本的な流れは以下のようになります。
- 1投目
- 「投げる」→「海底まで落とす」
- 落としている時に深さを知るために何秒で底に着くかカウント
- 「しゃくる」→ 「糸ふけを取る」→「止める」の繰り返し
- 2投目以降
- 「投げる」→「カウントの途中まで落とす」
- 「しゃくる」→ 「糸ふけを取る」→「止める」の繰り返し
2投目以降は、「カウントの途中まで落とす」のカウント数を変えます。
着底が20カウントなら、15→10→5→0など、落とす深さを変えて、魚がいる棚を探ります。
また、「しゃくる」、「糸ふけを取る」、「止める」には、それぞれいくつかのやり方があります(後述)。
カウント数を変えるのと同時に、これらのやり方の組み合わせを変えながら良い反応がある動かし方を探ります。
しゃくる
「しゃくる」は、ロッドの先端を手前にしゃくるのと、リールを巻くのを含めて4種類あります。
- ロッドを立てて、肘から先を動かして、竿先を50cm程度1回~2回しゃくる
- ロッドを水面に向け、肘から先を動かして、横に50cm程度1回~2回しゃくる
- ロッドを立てて、リールを2~3回巻く
- ロッドを水面に向け、リールを2~3回巻く
ロッドを立てた場合、テンヤは斜め上方向に動きます。
ロッドを水面に向けた場合、立てた場合よりもやや横に動きます。
リールを巻いた場合、しゃくるよりも大きく動きます。
(リール1回転で約1mなので3回巻くと3m、しゃくった場合は50cm程度)。
どのしゃくり方が良いかは、やってみないと分からないところですが、色々しゃくり方を変えるのが重要です。
糸ふけを取る
「糸ふけを取る」は、たるんだ糸をリールで巻き取る作業です。
どのぐらい「糸ふけを取る」かでテンヤの落ち方が変わります。
- 完全に糸ふけを取った場合
テンションフォール(カーブフォール)と言われる状態になり、テンヤは手前側に進みながら落ちます - 糸ふけが残っている場合
糸ふけ分、テンヤは下に落ち、その後テンションフォールになります
どの落ち方に魚の反応があるかは、やってみないと分からないところです。
反応があった時に再現できるように違いを意識しましょう。
止める
「止める」=ロッドを動かさない、リールを巻かないということです。
止めることは、テンヤが落ちる=太刀魚に食わせるチャンスを与えるということになりますので、「止める」動作は必ず行いましょう。
どのぐらいの時間「止める」のが良いかは、日によって異なるところですが、2カウント~10カウントぐらいが目安です。しゃくり始めてから着底までのカウントの間で色々試してみるのが良いと思います。
まとめ
太刀魚テンヤの動かし方について、4つのポイント「カウント」、「しゃくる」、「糸ふけを取る」、「止める」を説明しました。
一つ一つ試行しながら、魚の反応の良いパターンを見つけ、「ダイソー太刀魚テンヤ」 で釣果を出しましょう。